『人生は、電気をパチッとつけるようなもので。パチッと消えて終わる 』


 世の中にある全てのものは恐ろしく単純なもので構成されていて。
 そして恐ろしく複雑に出来ていると考えます。

 人生も同じであると思います。
 非常に簡単なナニカの積み重ねで、現在のそのヒトが在るのでしょう。

 結局は1と0なのだと思います。
 
 そして1と0の組み合わせが全て0になるときに、
 人は死を迎えます。
 そう、ただの0になります。
 
 人は、自分の人生があっけなく終わることに耐えられなくて。
 死後の世界を考え出したり。死から遠のいていたいと考えるのではないでしょうか。
 
 しかし、人生は1と0。在りか無しかでしか構成されていないところに、
 わたしは逆に魅力を感じます。
 
 いつ、プツリと終わるか分からない自分の人生。
 それなら答えは単純明快。
 日々を精一杯充実させて生きればいいだけのこと。
 
 ちなみに、
 死んだら骨は粉みじんにして、トイレに流してもらうのが、わたしの夢です。

 

※この小説は「トライアングル文学賞」に出展しまして、愛読賞というのをいただきました。コンテストに応募した同じ作家さんたちの投票で、気に入った小説を選ぶというもので、なぜか選ばれちゃいました。ヤホ!



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Talking Rabbit with Shovel
by Kanae Fuyushiro Copyright (C) 2003