『会社経営は、お好きですか?』


別にファンタジーにしなくても、身近なところにドラマってたくさんあるものです。
会社経営というのは、とてもドラマティックなことだと思うんですが、小説の題材としてはあまり人気がないのかなあと思い、ちょっと書いてみました。

人から聞いた話ですが、日本の中学生の将来の夢を聞いたところ、多かったのが「公務員」とか「医者」とか「スポーツ選手」だったそうです。
なんで? と思いました。
なんで独立開業系のものがないの、と思いました。あっても医者かよ、と。

日本はサラリーマン社会ですから、そこから逸脱した人をあまり良い風にとらえない風潮があるのかもしれません。
あなたも、友人や知り合いが店を出したと聞いたら、「うまく行けばいいけど、無理しちゃって。どこに勤めてる方が楽なのに」と、そう思うこと多いのではないでしょうか。

でも、日本の大企業の多くは、それこそ「サキヤ洋品店」みたいなのから始まってること多いのです。みんな最初は小さかったんです。
イトーヨーカドーグループも、戦前の浅草で開業された「羊華堂洋品店」からスタートしてるわけです。
 
要するに何が言いたいのかというと、
日本の人が、もっと会社経営の楽しさを知ってくれて、起業家精神をもって日本経済を盛り上げて欲しいなあと思うわけです。
 
ちなみに、今回は、久しぶりに書くということもあって、自分の好みを最優先しました。また、自分の専門知識を使った小説を書いたのも初めてですね。
いろいろな事例(?)を、少しずつつまみ食いして中に入れてみました。
このサキヤグループは、描写を見ていると、50年前ぐらいに横浜で創業しているし、世襲制だし、非常にF社っぽいんですが、別にイメージしたわけではありません(笑)。
 
そんなわけで……。
今回の小説、面白いのかなあ、とちょっと不安になってもみる、冬城でした。 (04.03.28)

追伸です:
先日、「オンライン小説読み専門 ヨミセン」さんにこの小説を取り上げてもらいました。ありがとうございます。面白いと思ってくれる人がいて良かった(笑)。ほんとホッとしましたよ。



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Talking Rabbit with Shovel
by Kanae Fuyushiro Copyright (C) 2004