短編小説

あかいくつはバレエに向かない「冬城カナエ短編集1」

<kindle版電子書籍>

死んだヤクザの遺品は、きちんと包装されたバレエシューズ。彼はなぜそれを手に入れたのか、そして誰に渡すつもりだったのか──?

表題作「あかいくつはバレエに向かない」を含む6つの物語。
いがみ合う男女の淡い恋を描いた「海辺のみかん」や、大手流通会社社長の独白「遺言」。ハッカーとウィルスの奇妙な友情「1と0」。戯曲ゴドーを待ちながらに着想を得た「バスを待ちながら」そして「さがみ屋さんがいなくなった」は失踪した老婆を探すまちの物語。交錯する人と人との思いを描いた、切れ味鋭い短編集。

収録作品
あかいくつはバレエに向かない / 海辺のみかん / バスを待ちながら / 遺言 / 1と0 / さがみ屋さんがいなくなった

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girl, glasses, and guns/少女と、眼鏡と、銃

<公開中の短編>

深夜のマイアミ。ギャングに追われる少女
マイアミの最下層で暮らすアンジェリカは、ある事件を目撃してしまったことで、ギャングに命を狙われてしまう。しかし見知らぬ眼鏡の男が助けに来て……。
──90年代クライムノワール映画風、ガン・アクション。(2006.08.01)

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